C.B.Jim

2004年12月21日 CDレビュー
今日はブランキーの3rdアルバムC.B.Jimの紹介です。
後々までライブの定番になった曲も目立つ、全編通して充実の内容。
ブランキーはこれが最高傑作!っていう意見もよく目にします。

最後の「悪い人たち」は歌詞の問題でインディーズから
シングルを出した作品で、詞は刺さるんだけどメロディは優しいとこが余計に染みる大作。

DIJとか3104とか、トンデル曲が目白押しでそのあたりはもう
言うまでもなく良いんですが、私としては特別に好きなのが
ライラック。
クリスマスの4日ぐらい前、大好きな友達と街を歩く主人公が
名前しか知らないライラックについて(唐突に)空想する歌です。

「でもライラックってどんな花だろう?たぶん赤くて5センチ
くらいの冬に咲く花」

…歌の中のライラックは本当のライラックとは全然違ってるんだけど
すっごく見てみたいと思わせる描写で。
冬の陽射しも空気も、花の匂いも、感じられるような気がするのです。

「近くで見ると赤がオレンジに見えるところがあって 小さく揺れてる」

1.PUNKY BAD HIP
2.RED-RUM(夢見るBell Boy)
3.D.I.J.のピストル
4.死神のサングラス
5.12月
6.ROBOT
7.ライラック
8.ヴァニラ
9.車泥棒
10.ICE CANDY
11.3104丁目のダンス・ホールに足を向けろ
12.悪いひとたち

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