SEKILALA

2005年1月16日 CDレビュー
愛をこめて、シャーベット唯一のアルバム「セキララ」レビューです。シャーベットはシャーベッツの前身で、編成と曲調が違う点からこの2つはまた別のバンドというイメージです。

全編通してソフトな曲、というアルバムは今のところ浅井さんの全キャリアのなかでこれだけ。当時同時進行してたブランキーとは相当かけはなれた作風、かつ名盤の呼び声高い一枚です。

叙情的・牧歌的って言ったら変かな、一曲一曲が風景画のよう。
最後のラズベリーが終わったあとそのまま再生しておくとシークレットトラックが入ってます。この曲だけは激しいです。

<水>
短い詞に余分な言葉はひとつもなくて、きれいな水に心が洗われる
ようです。理由はいくつかあるんですが私にとって特別な曲になってしまいました。

<ゴースト>
繊細すぎるギターの前奏がどうにもこうにも好き。
幽霊じゃなく、ゴーストタウンに恋人と暮らす想像の歌です。
「いつかあの素敵な遊園地が廃墟になったら」この発想ってどこから
出てくるんだろ…

1.水
2.760
3.きせき
4.ソリ
5.丘へ行こう
6.麦
7.ブラック・バタフライ
8.ひまわり
9.ゴースト
10.ラズベリー

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