全5巻、基本的には短編から構成されてる漫画で…人間の精神を壊す=記憶を消せる主人公がいろんな人を助けたり壊したりする話です。
これもびっくりするくらいジャンプらしからぬ作品なんですが
ダークでメンタル系で他にはない雰囲気があって。王道的な作品もありますがこの作者さんはこういうのが持ち味なんじゃないかなって思います。

「私は…やっぱり…さびしくなるときもあります…
でも 人間って弱いから百の楽しさより一のつらさを覚えてるものでしょ?」
「だからそれを反対に考えたら 今私はさびしいかもしれないけど 当たり前みたいに通り過ぎた楽しかったことが何かあったんじゃないかなって思い出せるんですよね」

このセリフがある4巻161ページがすごい好きで帰省するたび
見ちゃいます。綺麗な1ページです。

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